鍔付き警棒と警棒用ホルスターの互換性

警棒の疑問

鍔付き警棒と警棒用ホルスターの互換性
警棒を腰などに装着する為の警棒用ホルスター。
購入時、警棒に付属している事もありますが、別の形状のホルスターを使用したい等、単品売りの警棒用ホルスターを購入する方もいます。

しかし、警棒用ホルスターのサイズを選択する際、ホルスターの商品名に記載されている数字だけを見て選択すると、警棒のグリップの長さや収納時の全長によってはホルスターから取り出しにくく感じる事があったり、
特に鍔付き警棒の場合は、鍔なしの警棒と形状が異なるため、ホルスターの数字だけを見て選択するとしっかりと収納できない場合があります。

そこで今回は、ホワイトウルフの鍔付き警棒をいろいろな警棒用ホルスターに収納してみました。
別売りのホルスターを購入する際の目安にしてください。
鍔付き警棒と「バトン用ナイロンホルスター 横装着タイプ」
「バトン用ナイロンホルスター 横装着タイプ」と「バトン用ナイロンホルスター」(鍔なし警棒用ホルスター)は、鍔なし警棒の収納を考えた構造になっています。
その為、「バトン用ナイロンホルスター 横装着タイプ」を鍔付き警棒用として使用する場合、ホルスターのサイズだけを見て購入すると鍔が引っかかってしまい、最後までしっかりと収納できません。

●16インチの鍔付き警棒とバトン用ナイロンホルスター横装着タイプ
16インチの鍔付警棒の場合、16インチ用のホルスターに装着は可能ですが、警棒のシャフト部分が最後まで収納できていないため、少し不安定になります。
16インチの鍔付き警棒とバトン用ナイロンホルスター横装着タイプ
●21インチの鍔付き警棒とバトン用ナイロンホルスター横装着タイプ
21インチの鍔付警棒の場合、21インチ用のホルスターだと警棒のシャフト部分を収納したときにホルスター先端部分のスペースが多く不安定になりやすいです。
21インチの鍔付き警棒を収納する時は、16インチ用のホルスターに収納する方が、ホルスター先端部分のスペースが少ないためしっかりと収納できます。
21インチの鍔付き警棒とバトン用ナイロンホルスター横装着タイプ
●26インチの鍔付き警棒とバトン用ナイロンホルスター横装着タイプ
26インチの鍔付警棒の場合、26インチ用のホルスターよりも、21インチ用のホルスターの方が収納した時にできるホルスター先端部分のスペースが少ないです。
26インチの鍔付き警棒とバトン用ナイロンホルスター横装着タイプ
また、26インチの鍔付き警棒を16インチ用のホルスターに収納しようとした場合、ホルスターのシャフト収納部分はちょうどよい感じになりますが、警棒のシャフト部分をしっかり最後まで収納しないと、グリップを固定するベルトのマジックテープが止めにくくなる場合があります。
さらに16インチ用のホルスターだと、警棒のグリップが半分以上飛び出すため、重心がずれやすく、実際にベルトに装着した際に不安定になりやすいです。
26インチの鍔付き警棒とバトン用ナイロンホルスター横装着タイプ
鍔付き警棒とハイグレードタイプのホルスター
しっかりとした作りのハイグレードタイプの警棒ホルスターは、鍔なし警棒を収納する場合、グリップの半分以上がすっぽりと収まるタイプなので安定感があります。
しかし、鍔付き警棒の場合は、グリップ部分とシャフト部分の間にある鍔が引っかかり、ホルスターからグリップが全て出る状態になる為、ハイグレードタイプのホルスターへの収納は向いていません。
鍔付き警棒26インチとハイグレードホルスター
鍔付き警棒と「バトン用ナイロンホルスター 鍔付用」
「バトン用ナイロンホルスター 鍔付用」は鍔付き警棒の購入時に付属しているホルスターと同じ商品ですので、一番安定して収納できます。
16インチの鍔付き警棒と16インチ用の鍔付き警棒用ホルスター
まとめ
・鍔付き警棒を「横装着タイプ」などの鍔なし警棒用ホルスターに収納する場合は、一つ下の長さの警棒用のホルスターでの使用を考える
・ハイグレードホルスターは鍔付き警棒の収納には向いていない
・鍔付き警棒は、購入時に付属しているホルスターでの収納が一番安定する

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